救急救命講習会に参加しました。

 

10月13日(水)に、西淀川消防署へ行って普通救急救命講習会に参加してきました。
当日は、約20名が参加、ビデオによる救急救命行為の必要性を認識した後、救急隊員による実施方法の説明,2班に分かれての演習となりました。


呼吸停止,心臓停止すると脳に酸素が届けられなくなります。心臓停止後3分で,呼吸停止後10分で生存確率が50%まで低下します。
街中での救急車到着までの平均時間は、5分とのこと。この到着するまでの処置が生死の分かれ道となるのです。

あなたは家族が倒れたときに助けることができますか?


まず救急車を呼ぶことも忘れずに行い、救急救命行為となります。
救急救命行為は、@気道確保,A人工呼吸,B心臓マッサージの順で行い、AとBは繰り返し実施する必要があります。心臓マッサージは、血液を脳に送り、酸素を供給することも目的の一つです。
救急救命行為を始めたら救急車が到着するか,負傷者が自発的に呼吸を始めるまで続けることが必要です。
山の場合、自分たちの安全を考えて、できる範囲で、できるところまで、悔いを残さないよう実施することになると思います。
横たわっているのは、14歳の女子中学生がモデル(外国製)とのこと。
演習では人工呼吸時に息が肺に入っていることが確認しやすいよう服を脱がせていますが、実際には保温のためにもここまで脱がす必要はありません。心臓マッサージ位置確認のため肋骨が指で確認できればOK