西淀川勤労者山岳会の山行記録 2022年  佐渡島

登山例会 佐渡島 金北山 KYさん、KHさん 2022年5月29日(日)〜6月2日(木) 参加;13人
5月29日 曇り後晴れ。 梅田発22:00=(夜行高速バス)=京都八条口=

5月30日 天候;曇り。
=8:10新潟駅=(バス)=新潟港9:40発〜(ジェットフォイル)〜10:47両津港=(タクシー)
=アオネバ登山口−ドンデン高原ロッジ<泊>
夜行バスの疲れで、アオネバ登山口からドンデン高原までの登りのしんどかったこと。
それでも二輪草やヤマツツジに癒された。エンレイソウの多かったこと!

←フェリー、尻館山にて

5月31日 雨後曇り。レンタカーで佐渡北部を周遊
ロッジ=(タクシー)=両津港 レンタカー手配
大佐渡スカイラインにて佐渡金山=外海府海岸沿いに北上し二ツ亀・大野亀
=内海夫海岸沿いに南下し両津港へ。−みなみ旅館<泊>
予定は金北山の縦走だったが、悪天候の予報が出ており、急遽3日目と入れ替える。
大佐渡スカイラインを霧の中のドライブと洒落こんだが、ガスで白線も見えず、風も強く、スリル満点(?)だった。
佐渡金山で「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」等を見学後、外海府海岸に沿って北端の大野亀を目指す。
大野亀のトビシマカンゾウの大群生50〜100万本もあるそうな。一番いい時に見せてもらった。

←トビシマカンゾウ群生

6月/1日 曇り後晴れ
 
<縦走組> 8名、歩行6時間10分(休憩1時間余りを含む)13.1km
ドンデン高原−金北山−白雲台=(タクシー)=銭湯=両津港
縦走日をリーダーの機転で入れ替え大正解!天気は晴れ!
ドンデン高原ロッジの前から出発、道は所々ぬかるんでいたが、それでも雨の中よりましだ。
とても良いペースで進む。余裕のTさん、Yさんは根曲り竹穫りにご執心。
ミーティングで「白雲台発16:30のバスに間に合う様に歩け」と脅かされていたが、こちらもリーダーの機転でタクシーに切り替えで制限は少なくなった。が、足に爆弾を抱えている私には余裕はない。
天狗の休場を越え残雪が出てくると、カタクリの花が現れた。いっぺんに皆が笑顔になる。そ の先にはシラネアオイの群生。淡い紫の何て気高い!金北山山頂直下の心豊かになるひと時だった。 が池の淵をびっしり取り巻いている。何匹生まれるのだろう? ここを200m程登れば山頂だ。登りの残雪の林の中にもシラネアオイの群落。
そして山頂着。山頂の大きな建物群は航空自衛隊のレーダーサイト跡らしい。 金北山神社はそんな無機質な建物群の中にあって唯一ホッとする小さなお社だった。 東に両津湾、西に真野湾と贅沢な展望を楽しみながら昼食をとる。食後は防衛省の管理道路となり砂利道の歩きだ。 マツムシ平から妙見山、そしておしん林の美しいブナ林を抜けるとそこが白雲台だった。14:50着

<散策組> 5名、歩行約3時(休憩を含む)ドンデン高原
ドンデン山荘のそばの入口より登る。イワカガミや小さな花々が両側の草に隠れたように点在。
ガレた尻立山付近は風が強く、皆先を急ぐ。
椿越しから稜線を論天山の方へ5分ほど足を延ばしたら、南西にマトネから金北山の方までの山陵、南東側は両津湾に面した佐渡の平野部が広がって見え、景色を楽しめた。
ドンデン池を眺めながら椿越しまで戻り周遊道路を行く。
すぐに避難小屋への道標があり、登って行くとデイジーのエプロンで飾られた小屋が上の方に見えた。今はいないけど牛の放牧地らしい。5分ほどいて元の道を戻る。
湿原のそばでゆっくり休憩、先に進むと林道・舗装道路の林道、山荘にもどった。

両津港17:55発〜(ジェットフォイル)〜19:02新潟港21:05=(夜行高速バス)=6月2日7:30梅田着

(山行中見た花たち)
エンレイソウ、ヤマツツジ、ニリンソウ、オダマキ、タニウツギ、おおかめの木の花、チゴユリ、ヒトリシズカ、エチゴキジムシロ、タムシバ、ユキザサ、ギンリョウソウ、ナルコユリ、マイズルソウ、シラネアオイ、カタクリ、大イワカガミ、アマナ、スミレサイシン、ウラジロヨウラク他

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