西淀川勤労者山岳会の山行記録 2022年  小豆島

登山例会 小豆島,洞雲山,碁石山,星ケ城山,皇踏山 JYさん、SHさん、HTさん 2022年11月14日(月)〜17日(木) 参加;13人
(コースタイム)
11/14 阪急梅田3F 22:00集合 22:10発梅田駅=(特急)=三宮駅…ミント神戸バス停23:30発=バス
  =神戸港01:00発〜(こんぴら2号船中泊・自由席・高松港経由)〜〜〜
11/15 7:30着 小豆島・坂手港 7:40発…7:45観音寺(三番札所)…
  <縦走組>…9:30洞雲山(一番札所)…9:55洞雲山頂上…10:30碁石山頂上…11:00碁石山(二番札所)
  <霊場巡り組>…9:42洞雲山(一番札所)…9:55碁石山(二番札所)   …12:45丸金前バス停13:15
  <映画村観光組>=(オリーブバス)=13:40映画村
  <千羽ヶ嶽(親指岳)登山組>…親指岳登山口13:25…千羽ケ嶽14:30…登山口15:30
  =安田上[ひろきや旅館泊]
11/16 宿=(オリーブバス)=紅雲亭バス停9:30 (山頂駅までは徒歩又はロープウェー)
  …山頂駅10:47…11:05三笠山…11:50〜12:15星ヶ城山
  …13:15山頂駅(紅雲駅まではハイキング又はロープウェーで)…15:00紅雲亭バス停=(オリーブバス)=土庄[旭屋旅館泊]
11/17 宿=(オリーブバス)=小馬越バス停8:35…9:40笠ケ瀧寺…11:15皇踏山…12:10八坂神社=(チャータ-バス)=12:30宝生院
  =13:10エンジェルロード=(チャーターバス)=15:00坂手港15:15発〜〜18:45着神戸港

「小豆島なら大阪からフェリーですぐ…」と簡単に考えて企画に着手した。
が、調べて行くうち小豆島には魅力的な登山エリアがいくつかあることが判明。
「行きたい!見たい!」の虫がムズムズして来た。――で、3つの山域を三日間かけて訪れる欲張り計画とあいなった。

11月14日
日付がそろそろ変わる深夜23:30三宮駅よりバスで神戸港へ。
15日午前1時ジャンボフェリーにて小豆島へ向け出港する。

11月15日
目が覚めるとフェリーの窓からの御来光が美しい。
7:30初めての小豆島。気持ちがたかぶる中、坂手港に着く。
天気は快晴!正面に切り立った岩山が望める。迎えの旅館の車に不要な荷物を預けて出発。
「あれやな」一目でそれと分かる洞雲山を目指して、静かな町中を歩き出す。
道は徐々に傾斜を増して来た。眼下に坂手港や半島・穏やかな海が見渡せるようになる。
奥の院・隼山で一息、ここからパーティーを二手に分け、洞雲山〜碁石山縦走組は先行することに。
霊場巡り組は第1番霊場・洞雲山札所へ。

<霊場巡り組・映画村観光組>
3番霊場・奥の院(隼山)、1番霊場・洞雲山などを厳しい岩階段を登りながら立ち寄り、
又、遍路の標識を辿り近道をしながら苗羽に下る。
民家手前の広場で昼食をしていると碁石山縦走組が追い付いてきた。
食後、千羽ヶ嶽(親指岳)登山組と(二十四の瞳の舞台となった)映画村観光組とに別れて出発。
夕刻ひろきや旅館にて無事合流する。
←展望台からの眺め、
 岩場に作られた祠、
 洞雲山(1番札所)
 碁石山(2番札所)
 親指岳を眺める

<洞雲山〜碁石山縦走組>
札所巡りコースから別れて洞雲山に向かう。
急な斜面を登ると見晴らしの良い洞雲山の頂上へ着く。
そこから細尾根を縦走して碁石山へ。下山して札所巡りの本体に合流
←洞雲山先からの眺め、
 碁石山先からの眺め

<千羽ヶ嶽(親指岳)登山組>
昼食後は3人で親指岳に登るべく車道を延々と福田港まで歩く。
福田港近くの橘から親指岳方面に車道を上がっていくと登山口があった。
ここからは荒れた急な斜面を登って行く。
親指岳の岩場の下を廻りこんで行くと岩の隙間に尾根まで数か所のフィックスロープが続いていた。
展望の良い尾根に出たところで休憩。
帰りのバスの時間を確認して空身で千羽ケ嶽を往復することに。
無事バスの時間の15分前に下山した。
←親指岳、
 千羽ケ嶽直下も岩場、
 千羽ケ嶽直頂上

11月16日
8時前に宿を出発。路線バスを乗り継ぎ9:14紅雲駅に到着。
ロープウェー利用の2人と別れ、本隊は「表12景」へ。谷間の静かな道を木の間越しに奇岩怪岩を訪ねながらノンビリ歩く。
10:10四望頂に着く。眼前に峨々とした絶壁が屹立していた。
木々の間からいくつもの断崖がそそり立ち、圧倒的だ。「すっごーい!」としか言葉が出ない。
崖上の縁を辿る形で山頂駅へ。三笠山経由で星ヶ城を目指す。
緩やかな樹間の道を40分、星ヶ城東峰11:50到着。
ロープウェー組とそのサポートで先発したTさん達が待っていた。海と岩山を眺めながらゆっくり昼食。
下山は裏8景経由だ。こちらも奇岩怪岩はあったが、特筆すべきは「石門」。
岩に大きな穴があき、その穴の向こうに見える、紅葉の谷が美し過ぎた!まるで錦秋の雲海だ!
紅雲駅にて全員集合。路線バスにて今夜の宿泊地、土庄をめざす。
←四望頂…バックは絶壁、
 石門(バックに注目、岩の大きなごしに…)

11月17日
小馬越バス停で下車、のどかな田舎道をしばらく行くと、そそり立つ岩山が目に入った。
その岩山の中腹には、はめ込まれたように御堂が。「あれが笠ヶ瀧寺か…」不安がかすめる。
長い石段を登り切ると、鎖のついた岩場が現れた。本殿は鎖場を登ったその先らしい。
皆、慎重に足場を確かめながら登って行く。
次に待っていたのは岩に穿たれた真っ暗の洞窟だった。手探りで恐る恐る進む。
奥に仄かな灯りが見えた。ご本尊様は柔らかな灯りに照らされ、静かに見下ろしていらっしゃった。
笠ヶ瀧から皇踏山へは鎖場の中間から西に岩場をトラバースするらしい。皆、気を引き締めてスタートする。
こう云う時、西淀には頼りになるメンバーが何人もいる。本当にありがたい。
無事通過!あとは時折広がる海岸美を眺めながらのハイキング。
無事皇踏山登頂を果たしたチャーターバスに乗り込む。
←皇踏山・笠ケ瀧を望む、
 笠ケ瀧の下り上から・下から、
 皇踏山山頂

宝生院のシンパク、エンジェルロード、お土産屋に立ち寄り坂手港へ。
予定通り15:15神戸港へ向け出港する。

←エンジェルロード、
 坂出港より見える山並み・三笠山など…また行きたいな〜

ハイキングコース 「地図の参照元:YAMAP」
11月15日 <洞雲山・碁石山縦走組><霊場巡り組>
11月15日 <千羽ヶ嶽(親指岳)登山組>
11月16日 <三笠山・星ヶ城山>
11月17日 <笠ケ瀧・皇踏山>