西淀川勤労者山岳会の山行記録 2023年  高御座山

ハイキング例会 高御座山 JYさん 2023年3月19日(日) 参加;7人
天候;晴れ。参加;7名、
<コース> 
9:03鹿島神社バス停−9:55〜10:07別所奥山−10:18〜10:34鷹ノ巣山−11:11〜11:17長尾奥山−11:27〜12:22高御位山
−12:44〜12:49小高御位山−13:13〜13:17中塚山−13:52北山鹿島神社登山口−14:46曽根駅

高御位(たかみくら)山は加古川市と高砂市の境にある304メートルの低山だ。
が、低山とあなどるなかれ、竜山(たつやま)石と云う岩が所々に岩場をなしており、過去に事故も起こっている。要注意だ。
3月19日早朝、JR曽根駅より神姫バスに乗り継ぎ、終点鹿島神社バス停へ。立派な大鳥居をくぐり9:03スタート。
神社の参道でTさんが人気の「かしわ餅」を購入、みんなに振る舞ってくれた。美味しかったです。ごちそう様!
見上げると神社の杜の上部に今から登る百間岩がそびえていた。
青い空をバックに、むき出しの岩場を人々が登っている様子が良く見えた。
ベテランのメンバーにパーティーの間に入って貰い登り出す。
手掛かりになるような物もなく、中途半端な斜度の岩場は、バランスだけで登らなくてはならない。
ゆっくり登って行く。それでも息が切れる。追い越した女性ハイカーが「怖い!怖い!」を連発していた。
9:55別所奥山到着。ここからはアップダウンを繰り返しながらの縦走となる。
砂山や岩尾根通しで木が少なく、眺めはなかなかのものだ。いくつもの岩山が緩やかな弧を描いて連なる。
播磨アルプスと呼ばれる所以だ。
鷹ノ巣山、長尾奥山と進み、高御位山到着11:27。
ピークは足場の悪い岩場上にあり、すぐ南側は切れ落ちた岩壁だった。
播磨平野、淡路島、その奥にうっすらと影が、四国だろうか。本当に天気が良い。
ピーク下の神社で昼食をとってる時、杖をつきザイルを肩にかけた老クライマーが南壁の方へトラバースするのを見かけた。
ここの岩壁は登攀の対象にもなってるらしい。(山全体がご神体と聞いたが…)
食後、北山登山口へ向けて下る。振り返ると南面の岩壁の全貌が見えた。なかなか迫力がある。
亀の甲岩にてこちらも甲羅干し。
バスの便が少なく曽根駅まで歩く事に決め、時間はたっぷりある。のんびりティータイムだ。

14:46曽根駅着。梅田にて反省会!
下見もせずぶっつけ本番だったので心配だったが、天気良し、眺め良し、足並みも揃い、終わってみれば取り越し苦労だった。
おもしろい山域なので別ルート・別シーズンにもトライしてみたいものだ。
地図の参照元;YAMAP